Win-Winの押し付けは、誰のWinなんだろう

Win-Winの押し付けは、誰のWinなんだろう。片方に分銅があり、もう片方が空の傾いた天秤。

『7つの習慣』という、
世界的な大ベストセラーがあります。

その第4の習慣に、
Win-Winという考え方が出てきます。

自分にもメリットがあって、
相手にもメリットがある。

そういう関係や、
契約も含めた立場を、
目指していきましょう、という話です。

この本に関係して、
ちょっと思い出したことがあります。

Win-Winを、押し付けられた話です。

目次

セミナーで知り合った方から

かれこれ、
20年くらい前の話です。

とあるセミナーに出て、
そこで知り合った方がいました。

セミナーが終わって、
何か月か経ったころです。

その方が、
話をしたい、
と言ってきたんです。

で、その中身は
何だったかというと、
ネットワークビジネスへの誘いでした。

ネットワークビジネスというのは、
「親」的な人がいて、
その人経由で、代理店みたいな
契約をしていく仕組みです。

契約した人は、「子」になる。

「子」が何かを売り上げたら、
「親」にも、一定のフィーが入る。

そういう形になっていますよね。

僕は、ぜんぜん興味もなかったし、
嫌だったんですけど。

その方は、

「これはWin-Winな話だから」

みたいな感じで、押してくるんです。

めんどくさいなと思って、
会わないようにしました。

それでも、しつこく
電話がかかってきたりして。

断ったり無視したりして、
結局、そのまま疎遠になりました。

今だったら着信拒否して終わり
なんでしょうけど、
当時はそんなこと思い付きませんでした。

確実なWinと、不確実なWin

あとから考えてみると、
相手の方のWinは、
はっきりしているんです。

僕がそのポジションに入れば、
相手には親として、
それなりのフィーが入ってくる。

そういうWinがあるわけですよね。

一方で、
僕にとってのWinは、
よく分からない。

うまくいくかどうかも、
分からない。

それに、僕が何かをやらないと、
Winにならないんです。

なんというか、
偏っているんですよね。

Winの質が違う、
というのか。

僕からすると、
全然面白くないし、
やりたくもない。

本を読み返してみたら

最近、『7つの習慣』の
Win-Winのところを
読み返すことがありました。

そしたら、

「Win-Win or No Deal」

という考え方が
紹介されていました。

双方にとってWinでないなら、
ノーディール。

つまり、取引しない、
ということです。

その選択肢も
持ち合わせたうえでの
Win-Winなら、いいんですけど。

「Win-Winな話だから」と言われたら

「これはWin-Winな話だから」と
持ちかけてくる人って、

えてして、
自分のWinしか考えていないことが、
多いと感じます。

これとは別の方にも、
似たような誘いを持ちかけられたことがあります。

相手からこの言葉が出てきたら、
気を付けるのが肝要です。

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