ウクレレを演奏していて、コードがピタッと押さえられる時と、モタモタして中途半端に押さえてしまい、ボヤケた音になったり変な音になったりすることがある。
日によって違うこともあれば、同じ時間帯であっても、急に良くなったり悪くなったりすることがある。
その違いがどこにあるのか、考えながら弾いていたら、なんとなくわかった。
それは、「左手の薬指に力感を持たせながらコードを押さえる」ということ。
左手の薬指でしっかり押さえると、他の指もしっかり押さえられるようになる。
特に、G7、D7、Dm、EM7あたりで実感する。
剣術の極意の一つに、「刀を小指で握る」というのがあるらしい。
小指で刀を握ると、不要な力を抜きながらも、必要な力はしっかり入るらしい。
ふとそんなエピソードが思い浮かんだ。
万人にとって当てはまる極意かどうかはわからない。
でも今のところ、初心者の僕にとってウクレレのMy極意の一つは、「弦を薬指で押さえる」ことかなって思っている。